洩矢神社と諏訪大社守矢神長官

洩矢神社の祭神である洩矢大神は、諏訪の国譲りの際に最初は対峙して戦をしますが、

その後に国譲りを認めて洩矢大神は、諏訪大社上社の神長官になります。

何故洩矢ではなく 守矢になったのかは定かではありませんが、

神長官として従事していくことになります。

現在は第78代の守矢早苗さんになっていますが、

第76代神長の守矢実久さんまでは、神長官としての職についていまして

一子相伝の口伝伝承の最後の後継者になっています。

ただ消え行くことを惜しんだ事もありを77代目の守矢真幸に一部を伝承する

ただ、、その真幸さんは、現在の早苗さんに伝承をしていないので、

口伝伝承してきた神事については分からないことも多いようです。


現在の諏訪大社は 下社と上社を合わせて4社が諏訪大社となっていますが、

一つになる前は別々の神社でしたので、神事等も別々で行っていたそうです。

歴史をさかのぼる人は4社ではなく 上社側を調べたほうが良いかと思います。

洩矢神社の御柱なども上社側の関係になりますし、

上社との交流もされていたこともありまし。

 

近年は守矢早苗さんとの交流も活発になっており

後援会の実現などされて

洩矢神の子孫が洩矢に帰る日もあるようです。